子供がかわいくないと感じる時ありますか?
私はありました。
イヤイヤ期、成長過程でのぶつかり合い、親側の余裕のなさ等「あー。かわいくない」と思う要因はたくさんあるのではないでしょうか。
子育てが終わった今、振り返ると「そういう時期であった」って事。
時の経過と共に「あれは何だったんだろう?」って思い・・というか「かわいくない」と思っていた事さえ忘れていました。
なので「気にしなくていいよ」とお伝えしたい!
とは言え、その最中にいるママはしんどいですよね。
私も周りの家族の笑顔をみるのもイヤでしたし、「ママ失格」「育てていけるんだろうか」「私だけ?」と悩みました。
自分や子供を責めてしまう事で、育児に立ち向かう力がなくなってしまってはツラすぎます。
そんな時はこう考えてみて下さい。
ママと子は「人間 対 人間」「別の人格」であるという事。
子との距離が近づきすぎていませんか?
ママが産み育てている子だけど、子には子の人格があるわけです。お世話をしてあげなければいけない赤ちゃんでも。
ママがぐずって欲しくないタイミングでぐずる理由が子にはあるのです。
反抗する理由が子にはあるのです。
ママの思い通りにならなくて当たり前!
少しクールに子を観察してみましょう。
知らないママがスーパーで子供に向かって「早くしなさい!」とか怒ってる場面、たまーに見かけます。
そういう時、その子にイラついたりしますか? …しないですよね。
それは他人だから。その子がぐずっていようと私には関係ないから。
関係ないから「あーー。おかし欲しいんだろうな」「ママ、少し待ってあげたらいいのになぁ」「大きな声出したってしょうがないじゃん」なんて冷静な事まで考えられますよね。
我が子にそこまで「関係ない人」になる必要はないけど、少しだけでもクールに子を見てみましょう。子の思いが見えてくると思います。
その思いに対応してあげてみて下さい。子の思いを叶えなくても「ママはわたし(ぼく)の気持ちを分かってくれてる」って伝わるだけで子のぐずりっぷりにも変化が出てきます。
私のエピソードをひとつ。
優柔不断な私に似て、物事を決めるのが遅かった長女。
何度「早くしてーー」と言ったことでしょう。何度、長女を不機嫌にさせたことでしょう。
お友達へのプレゼントや自分の文具とか、選ぶのに絶対時間がかかる!って時には、次の予定はない時にします。「はい。存分に選んで下さいねーー」ってスタンス。
なんだったらお店を何件も回ったり、閉店までいたり。
もちろん毎回できるわけではありませんが、出来る限り子の思いに付き合ってあげる事で、それが出来ない時、子も母の思いに付き合ってくれます。
子供達との基本的な関係は今も変わっていません。
今ではママのお買い物に文句を言う事なく付き合ってくれます。立場逆転!
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